*Airy-Fairy Twintail*ツアー回り道行脚録

これは「ゆかりっく Advent Calendar 2021」24日目のエントリです。

23日目のエントリは、こま さんの「もしも日常生活にゆかりんが居たら」でした。
ハレの場ではなくて、普段の生活を営む場面をゆかりさんと過ごしているなら…という、私があまり持ち合わせていない"妄想力"の素敵な発露の形を見ました。

はじめに

ほとんどの方にはお初にお目にかかります、しらさぎ と申します。

簡単に自己紹介させていただきますと、「田村ゆかりコンサート」への初参加だった*fancy baby doll*ツアー東京1日目の終演後、熱に浮かされるように入国手続きを済ませ、そのfbdツアー福岡公演で早くも他地域の公演に出向くことを覚え、気が付けば幾年月。何か事があれば*Lantana in the Moonlight*のBDを棺に入れてほしいと思っている末席の王国民です。

今回は #ゆかりんアドカレ への参加にて、干支一回り(!)に近い年月に亘って塩漬け状態だったBlogを更新することになりました。どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、今回の*Airy-Fairy Twintail*ツアーはゆかりさんの音楽活動史上最大規模の公演数(追加公演含めて全25公演!)となり、畢竟多くの都市で公演が開催されることになりました。世情的になかなか難しい時期ではありましたが、COVID-19への感染防止対策やワクチン接種を行った上で複数の都市へ出向き、多くの公演に参加出来たことが私にとって2021年の思い出の大部分を占めるものとなったのは言うまでもありません。

通常、自分の居住地域から離れた場所での公演に赴く際には会場の最寄り駅やその都市の中心駅を往路の到着地・復路の出発地として、その地から何処かしらの目的地へ立ち寄る…という行程を立てることが多いものですが、今回は「実際に公演が開催される場所から離れた駅を到着地/出発地にした」旅程がいくつかありました。今回はそんな「素直じゃない」行程を組んだ時のお話をさせていただければと思います。

昨年の「ゆかりっく Advent Calandar 2020」でのねやがーさん。の記事と主題が重複する感もありますが、今回は主に2021年の情報ということでご寛恕いただければと…。

誘うは黒鉄の躯体 (栃木公演篇)

ツアーの開幕からおよそ一月半が経過した6月27日(日)の公演地は栃木県宇都宮市。2020年末に新たに追加された4公演*1のうちの一つです。

東京都内からの公共交通機関を利用した移動の選択肢としてはJRの在来線(東北本線)か東北新幹線を利用するのが一般的で、18時開演の公演参加のみを考えれば午後の出発でも充分間に合うところですが、この日の初手は「浅草駅9:00発の東武特急『リバティ会津111号』に乗車」です。

とは言え宇都宮には東武鉄道の駅もありますし、何なら会場の栃木県総合文化センターはJRの宇都宮駅より東武宇都宮駅の方が近かったりするのですが、その東武宇都宮線との分岐駅となる新栃木をあっさり乗り通し…下車したのは鬼怒川沿いに4年前に追設された小駅。浅草駅からおよそ2時間で到着です。

しかし駅名にもある東武ワールドスクウェアに足を向けることなく、単線に片面のみのホームで待つこと数分。鬼怒川温泉方から煙と共に姿を現したのが今回のお目当て、C11形蒸気機関車牽引の観光列車『SL大樹』です。

『SL大樹』の運行区間鬼怒川温泉駅下今市駅間で、唯一の途中停車駅である東武ワールドスクウェア駅から終点・下今市駅までの乗車時間は30分。関東圏のSL列車としては「ゆかりっくFES'18」の幕間映像でゆかりさんが乗車していた秩父鉄道の『SLパレオエクスプレス』が老舗ですが、パレオエクスプレスが所謂ボックス型の固定席であるのに対し、SL大樹は客車がJR北海道から移籍した特急形で、座席が転換クロスシートの車両を使っていて、快適度がちょっと上だったりします。

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『SL大樹』14系座席車の回転クロスシート、今や逆に貴重な簡易リクライニング式。

終点の下今市駅には転車台と扇形機関庫も整備され、SLにかける東武の期待の大きさを感じさせられるもの。予定の列車を一本逃してしまうほど、一連の入換作業に見入ってしまいました…

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扇形機関庫を背に、車掌車と共に転車台に乗るC11形蒸気機関車
下今市駅の入場券か有効な乗車券があれば、駅構内の転車台広場から見学出来ます。

この後は日光へ足を向け、エレベータに乗って観瀑台へ行く華厳の滝や大修理を終えた日光東照宮といった観光スポットを巡っていきます。

日光東照宮への参詣を終えた時点で16時近くでしたが、これも想定の範囲内。JR日光駅から16:28発の普通列車に乗れば40分で宇都宮駅に着けるので、バスの乗り継ぎも含めて余裕を持って会場入り。ライヴも多幸感を持って楽しむことが出来ました。

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JR日光駅で発車を待つ205系はかつて京葉線を走っていた車両。
来年3月に退役が決まりました…

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栃木公演の会場、栃木県総合文化センター

終演後はJR東日本の「お先にトクだ値スペシャル」の設定の都合上、ちょっと遅めの『なすの284号』を待って帰路につきます。

…この公演に参加された方ならおわかりいただけるはず…

遠江の北縁を往く (浜松公演篇)

いろいろあった7月シリーズも無事乗り切り、8月7日(土)は静岡県での2公演目となる浜松市が公演地。こちらも2020年末のツアー日程発表で追加された公演です。

5月の静岡市での公演に参加した際はカーシェアを利用したのですが、それよりも距離が伸びることや所要時間を考慮すると東海道新幹線を利用するのが正攻法。ひかり号も毎時1本が浜松に停車しますが、折角EX予約会員なので「こだまグリーン早得」のお世話になり、東京駅10:57発『こだま719号』で西へ向かいます。
…が、そんな私が下車したのは浜松ではなく一駅先の豊橋駅でした。

勿論在来線(東海道本線)を東に進めば浜松に着けますが、2駅だけ戻って愛知と静岡の県境を越えてすぐの新所原駅で下車。わざわざ豊橋まで一度乗り通した理由は、ここから分岐する天竜浜名湖鉄道に乗り込むことです。

地図で見ると分かるのですが、静岡県は山地が海の近くまで迫る地域が多く、メインルートとなる東海道新幹線東海道本線は海岸線に沿うように配されています。その東海道本線のバイパスルートとして、浜松平野の北縁をなぞるように掛川駅新所原駅を結ぶ路線が天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線、通称「天浜線」。新所原駅で1日フリー切符を買い求め、この路線を進みます。

…とは言え、全線を乗り通すには2時間以上を要する上に、新所原を出た時点で13時半と結構いい時間になっていたので、まずは浜名湖の北岸を進みきった先にある西鹿島駅で下車、いったん天浜線から離れます。

ここからは遠州鉄道線に乗り換えて浜松平野を横断、JR浜松駅に隣接する新浜松駅に出て夜はライヴ参加モード。駅前のアクトシティ浜松での公演は、ガルーダ会長とメリーさんが"出稼ぎ"前の最後ということでゆかりさんがちょっと感傷的になりつつも、最後はとびきりの笑顔でしたね…。

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浜松公演の会場、アクトシティ浜松
最寄り駅からの距離はAFTツアー中で川口総合文化センター リリアと双璧。

さて翌朝。再び遠州鉄道新浜松駅から西鹿島を経て天竜浜名湖鉄道に戻り、天浜線の運行拠点である天竜二俣駅で下車。するとそこは…

当年公開の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する第3村のモチーフになった駅、ということで特別コラボ仕様になっておりました。©表記が付いている駅名標は初めて見ました…

作中に登場の転車台や扇形機関庫も存在しており、その機関庫を活用した鉄道歴史館を見学するツアーもあるのですが、ちょうどこの日に静岡県が「まん延防止等重点措置」の対象に指定されたために休止になってしまったのが心残り。日を改めて是非再訪したい場所です。

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休館中の鉄道歴史館は、天竜二俣駅ホームから遠く望むしかありませんでした。

コラボについてはもう一つ、今回の行程では初日の新所原駅で1日フリー切符を購入していましたが、この券面がエヴァンゲリオン初号機と弐号機になっているものを購入していました。天浜線の東西いずれか半分の区間と、遠州鉄道全線が乗降自由になるというフリー切符のシステムは今回の行程にうってつけだったのです。

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エヴァコラボの遠州鉄道天竜浜名湖鉄道共通1日フリー切符。
東ルートと西ルートの切符はそれぞれ独立していて、繋げると1つの絵柄になる仕組みです。

閑話休題天竜二俣駅周辺を1時間ほど散策した後は天浜線に揺られて、路線終点の掛川駅へ。この街に立ち寄る機会もあまりないので、暑い中でしたが駅から徒歩で掛川花鳥園に足を伸ばしました。

動物を展示する施設を訪れることも間々ありますが、様々な鳥たちが私たちの間近を行き飛び交い、場合によっては触れることも可能な展示というのも楽しいものでした。

流石に掛川駅へ戻る時は路線バスを使い、再度天浜線のホームへ向かうと…

当日は運用情報が非公開だったラッピング車両に乗って2駅先、西掛川駅のそばにあるさわやか掛川本店で遅めのお昼ごはん。こういう時、食事よりも移動のスケジュールを優先しがちな私です。

最後は改めて掛川駅へ戻ってから東京行き『こだま734号』に乗って帰路に。往復共に東海道新幹線を利用しましたが、結局JR浜松駅で乗降することなく「浜松公演」参加の旅程が終わることになりました。

「それは奇跡なんかじゃない」の照明演出、素敵でしたね…

移動泊地は西に在り (京都公演篇)

浜松での公演から日も浅い8月12日(木)、当初の予定から約3ヶ月の延期*2を経て設定された京都公演を迎えました。

この日は平日、3日後には福岡公演を控えており連続した休暇が取りづらかった事情もあって、この週の休暇は京都公演の当日午後の半休だけにしました。となると、公演開始は18:30なので、往路は東海道新幹線のぞみ号で昼下がりの移動としても余裕を持って京都に到着出来ましたが、問題は復路。京都で一泊した上で様々なホテルが用意していたリモートワークプランの利用、というこのご時世ならではの行程も考えましたが、福岡公演への準備時間を確保する意味でも、翌朝の仕事に向けて当日のうちに東京への帰路につくことにしました。

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京都公演の会場は*Twilight♡Chandelier*ツアーに続いてロームシアター京都。

2時間半パターンの濃縮された公演を満喫した後、会場前のバス停から京都河原町駅へ移動。東京へ戻ると言いながら阪急電車で西に進路を取ります。更に京都線から神戸線へ乗り継いで、下車したのは神戸三宮駅兵庫県まで来ました。

…神戸公演は3週間前に終わってますよ?

いえいえ、三宮まで出ることで、この選択肢が出るのです。東京行き寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号』

上りサンライズ瀬戸・出雲号は三ノ宮(00:11発)と大阪(00:33発)に営業停車しますが京都駅での客扱いがない*3ため、どちらかの駅まで迎えに行く必要があります。しかし時節柄、夜間営業している飲食店がなく待ち時間の消費が難しいことや、また乗車距離を伸ばすことで少しでも身体を休める時間を増やせれば…という思惑もあり、大阪ではなく三ノ宮からの乗車を選びました。余談ですが、ゆかりさんのライヴ後に三ノ宮駅からサンライズを利用するパターンはこれで三度目*4。毎度お世話になります。

ただ京都公演はチケトレで確保したので往復の交通手段も直前での手配になったため、お盆休み直前の寝台券が取れるほど甘くはなく『サンライズ出雲』のノビノビ座席を何とか確保出来たという、結構綱渡りで確定した行程でした。

この「ノビノビ座席」、座席とは言いますが、割り当てられるのは椅子ではなくカーペット敷きの縦長区画。硬い床面の上にそのまま横になって寝られるほど身体が丈夫でもないので、コンパクトに折り畳めて収納袋がポンプになるエアーマットを持ち込むことで、翌日の仕事に支障を来さない程度の休息を取ることが出来たのでした。

趣味行動は淡々と (福島公演篇)

始まる前は23公演*5もある…と心躍らせていたAFTツアーも気が付けば残す公演数も僅か、という8月22日(日)の公演地は福島県福島市。ご多分に漏れず、東北新幹線に乗り込みます。7:40分発という結構早めの列車に。

会場の最寄り駅は勿論福島駅。…ですが、Twitterのタイムラインに流れる桃の情報を横目に、下車した駅は乗車列車である『やまびこ125号』の終点・仙台駅でした。

仙台での用事は6月の仙台公演の時に済ませていたので、ここは在来線(東北本線)で踵を返して南へ…そのまま行くなら仙台まで乗り通した意味がありません。常磐線と袂を分かつ岩沼の次駅、槻木駅で乗り換えです。

福島駅にはJR*6の他に私鉄が2社2路線乗り入れており、その福島が最終的な目的地であるのなら未踏破の私鉄路線両方を利用しよう…と考えると、槻木〜福島間でJR東北本線のバイパスルートを阿武隈川沿いに構成している阿武隈急行線には北から入るのが効率的なのでした。

しかも、阿武隈急行線から乗ったことでこんなメリットも。

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路線始点の槻木駅ではこのきっぷの取り扱いがなくて、社員さんに申告の上
途中の拠点駅である梁川で購入したので発行駅が梁川駅になっています。

今回乗車予定の阿武隈急行線福島交通飯坂線が両方とも全線フリー乗降になる「飯坂温泉日帰りきっぷ」を販売しているのは阿武隈急行側だけで、この一枚できっぷを細かく買い直す手間も省いてしまいます。そしてフリー乗降であるメリットを生かして少し行きつ戻りつ。

一度お昼頃に福島駅に着いたら、間を置かずに福島交通飯坂線に乗り換えます。この両社、福島駅構内の北側にある一本の島式ホームを1線ずつ分け合っていました。ちなみに両線の線路幅は同じ*7ですが電化方式が違う*8ので相互乗り入れは出来ません。

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「Pink Pygmarion」でメイツちゃんが持っていたLEDパネルで
車止め標識に見える模様が見えた、という声を耳にしたので参考画像。
左が福島交通飯坂線(ドイツRAWIE社製)、右が阿武隈急行線

乗り換えた後は飯坂温泉へまっすぐ向かって、露天風呂付きの日帰り入浴施設でひとっ風呂。「飯坂温泉日帰りきっぷ」の入浴券は使えませんが、飯坂温泉駅前の観光案内所で割引券を入手出来ました。

この後は再び福島交通飯坂線で福島駅へ戻り、公演会場のとうほう・みんなの文化センターへ向かったのですが、その道中にいろいろわんぱくもしました。

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全て開演前2時間以内に美味しくいただきました。駆け込みにも程がある。

左と中央は飯坂温泉駅からほど近いパティスリーサワダで買った、地場の桃を使ったスイーツ2点。右は福島駅西口パワーシティPivotに出店していた凍天処 木乃幡の凍天と、駅周辺のコンビニで売られていた酪王カフェオレ(500ml)。東京では200mlのパックしか目にする機会がなかったので新鮮でした。

こうして駆け足ながらも福島要素を楽しんだ後に参加した福島公演はいつにも増して時間の経過があっという間で、それでもこの時間が終わらなければ良いのに、という想いが会場の其処彼処から感じられる素敵な公演でした。

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福島公演の会場、とうほう・みんなの文化センター。

復路は素直に東北新幹線。ちょうど良い時間の列車は山形新幹線から来た『つばさ160号』がE3系の単独編成だったので、停車位置である14番ホームの仙台寄りに王国民がどんどん増えていく光景が印象的でした。

おわりに

元々私は幼少期からの鉄道好きで、様々な車両や路線に触れられることで旅が好きになり、その旅の中で利用した温泉が好きになり…と、今回のエントリの中で触れてきた様々な素地があったのですが、そこに「田村ゆかりさんのコンサート・ライヴ活動」という新たな要素が加わったことで、自分の持つ素地と組み合わせた楽しみ方が出来るようになってきました。具体的には全国ツアーがあれば複数の公演に参加し、その度に新たな場所へ誘われ、あるいは既訪の場所の新たな魅力を知る…というような経験の積み重ねです。

この2年ほど、外向的な行動を伴う趣味活動はなかなか難しい日々ではありました。その中で求められる制約条件を踏まえた形で、ご紹介した以外にも様々な方法で各地を訪れ、AFTツアーの公演に参加することが出来たのはとても幸運なことだと、このエントリを書いていく中で改めて実感しているところです。

随分長くなってしまったこのエントリをここまでお読みいただいた皆様(本当に感謝申し上げます!)も、今後ゆかりさんが全国を巡るツアーを企画された際にご自身のお住まいとは別の地域の公演へ参加されたいと思った時には、移動時間の許す範囲で少しエリアを広めに見て、ご興味ご関心が向くような場所や施設を探し訪ねてみては如何でしょうか。

 

さて、明日はいよいよ「ゆかりっく Advent Calendar 2021」の最終日。オークラさんによる「Non-Stopping Trainとfantasia」のお話ということで、ちょっと懐かしい感のある2つの曲についてどのようなお話が読めるのか、楽しみです。

そして何より、20:30からは 今夜はめろぅぷりすます2021 の配信もありますね。リアルタイム視聴に間に合うように、諸々備えていきたいと思います。

*1:その他は川口・高崎・浜松。高崎公演はその後の日程調整の都合上、残念ながら中止になりました。

*2:当初は静岡公演の翌日が予定されていたものの、緊急事態宣言発令に伴うロームシアター京都が臨時休館となったため。

*3:大阪駅の次の停車駅は04:38着の静岡駅

*4:過去2回は2007年Sweet Milky Way神戸公演、2019年Twilight Chandelier神戸公演。

*5:ツアー開始の5月12日時点。その後に横浜アリーナでの2公演追加で全25公演になりました。

*6:東北・山形新幹線東北本線奥羽本線

*7:JR在来線と同じ1067mm

*8:阿武隈急行線JR東北本線と同じ交流20kV、飯坂線は直流1500V